俺の恋を君に【中編】

ー翌日ー

ガラガラガラ


ねみぃー


「高木君~」

「中西どした?」

「二人が~…」


二人?小川と秀か?

ひょいっと中西の後ろに座ってる二人を見る


なんか
機嫌わるい?


「ケンカ…したみたい」
「ケンカ?」

「なんか解散したあとね忘れ物とりに
帰ったんだって秀ん家に
でも秀ん家行く途中で見たらしんだ」

「見た?」

「女の子といるところ」

うん…
いいんじゃね?別に

なんもしてねぇんだろ?

「それと…」


中西は耳貸してと小声で言い

俺はちょっとだけかがんだ


「キス…してたって」

「キ…!?」

「しー!!」


いやキスって
キスだよな??

秀が他の奴とキス??

ありえねぇ
俺じゃあるまいし…


「で~それで優が怒って秀に詰め寄ったの」


そりゃぁ怒るわな…


「んでも秀はいきなり向こうが
してきたんだ!って言ったらしいの」


秀がするわけねぇし

まぁようするに
告白されて
断ったらキスされた


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