俺の恋を君に【中編】
「勘違いしてさぁ…
いっつも俺だろ?謝ってんのは」
「それは……」
「ばっからし!イライラすんだよな」
「っ……秀だって」
おわっ……
泣いてんじゃね?あれ
肩震えてるし……
「あ??」
「秀だってそうだよ…キスのこと…私が見てなかったら私に言ってくれた?」
「おぃ……泣いて…」
「もうしらない…別れたいんでしょ?別れたげるわよ!」
「おぃ!!」
行っちゃった…
ヤバいんじゃない?これ
俺と中西は
わかれて二人のところに行った
「秀ー…お前」
「…泣いてた」
「あ?おぉ」
やっぱ気にするよな…
泣くのなんて初めて見るし……
「俺のせいで泣いてた」
「………」
「はぁ…別れるって…あぁー!!もぅ…何やってんだよ俺は……」
そう言って
秀は頭を抱えて座りこんだ
ー由美と優ー
「優!……大丈夫?」
「…由美……」
小川は中西に抱きついた
その状態で話始めた
「ど…しよ…私…勢いで…別れるなんて…」
「優…」
「すごく…怒ってた……初めてみたよ…あんな秀……」
「……」
「っ…ぅ…ぅわぁん…っん…由美ぃ…」