俺の恋を君に【中編】
「っ……寒い!!12月だもんな」
俺は手を温めながら
歩いてた
あれ…………?
あいつって………木下??
デートかよ…
俺はすれ違いざまにチラッと横をみた
「はっ??」
やべ
気づかれた
すっげ~~見てるし
「あ!!お前あんときの!!」
あーあ気づかれた
「ね~誰?」
そう言ったのは木下とデートしてる
知らねー女だった
「あんたさ中西と付き合ってなかった?」
自分でもびっくりするぐらいの低い声がでた
「は?あぁあの子ね」
「ふざけんなよ」
「なに?もしかして好きだった?ごめんねぇ」
「……」
「悔しい?あんときの俺みたいだなぁ」
「ちっ」
俺は木下の胸ぐらを掴む