俺の恋を君に【中編】
中西はビクッと肩を
ゆらして止まる
「お前に前殴られた時の仕返ししてやるよ」
そういい
木下が俺の髪を掴み
上に引き上げる
「バカみてぇ二マタかけてるくせに俺に言えんのかよ!!」
俺は下から木下を睨む
「っ!!」
木下は顔を赤くして
俺に一発いれる…
いれ……た?
痛くねぇし………
バタッ
「……中西?!」
殴られたのは
中西だった……
俺は抑えつけてる
奴をどかし中西を起こした
「おい中西!」
「ん……大丈夫」
「大丈夫なわけ……」
グイッ
俺の腕から木下が中西をとる
「俺のだから触んないでね~~」
俺は立ち上がり
中西を奪い返す
中西を座らせて
木下に殴りかかる
「最低だな俺でも女は殴んない」
そういうと
木下はまた顔を赤くし
「ちっ…おいお前ら行くぞ」
そう言った