俺の恋を君に【中編】
「あ、めんどかったからだわ」
「……はぁ、だろーな、そりゃ怒るわ」
苦笑いしながら俺を見る秀
「なんで」
普通怒んないだろ
「なんでって…」
んー…と悩んだ後
秀はいっきにビールを飲み干す
「女はデートがしたいんだよ好きな奴となら」
「わっかんね別にわざわざ外行かなくてよくね?」
家ん中だって色々できるじゃん
まあ、基本テレビとか寝てるかだけだけどな
秀はため息をつき
俺に言った
「女心が分かってねぇな」
「お前はどうなんだよお前は」
さすがに適当な俺かもさんないけど
女心がわかんないって言われると少しむかつくよなぁ
俺はムキになり、そう秀に言いかえした