俺の恋を君に【中編】




「クスッ…高木君なに百面相してるの?」


急に中西に言われ
心臓が飛び出るってぐらいびっくりした


「いや……うん大丈夫」

なにが大丈夫なんだよ………


てか中西の目が見れねー!!


告れんのかな俺………



「ねぇもしかして順の好きな人っ」

「ワーワー!!!言うな小川!!」



慌てて小川の言葉を遮る

「へ~~なるほどね」


ニヤニヤしながら俺を見る

秀の笑い方と一緒じゃねぇか……



「なんで……なんで………」



ぶつぶつ言ってる俺を不思議に思ったのか


下から中西が俺の顔を覗きこむ


ドキッ!!!

……………


今ぜってー顔赤いわ………


「あれ?顔赤いよ高木君」



いやいや
お前のせいだから……





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