俺の恋を君に【中編】


「いいじゃんいいじゃん」

「けっ、俺風呂入ってくっから適当にテレビでも見とけ」


そう言って
秀は風呂場に向かった


俺は机に置いてある新しいビールを開けテレビを見た







ピンポーン




呼び鈴が部屋に響く


誰だ?こんな時間に

俺は壁にかかってある時計に目を移す

もう10時だし…


「順~出てくれたのむ」

風呂場から秀が叫ぶ


ったく、
めんどくせーな…

なんでここに住んでるわけでもない俺が
でてどうすんだよって
宅配便とかだったらどうすんだよ


ピンポーン



「はぃはぃ…」


また鳴る呼び鈴にそう返事をする

ゆっくり腰を持ち上げ
ゆっくりと玄関に向かう

ガチャ







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