俺の恋を君に【中編】
って俺キモイな……
「どうしたの?」
「え?あ大丈夫」
いまだに中西に顔覗かれたら顔が赤くなる
初心者かよ俺は…
「ドキドキするー」
「は??」
俺の心ん中当てられたのかと思ってびっくりする
「クラス発表だよ!」
クラス発表ね…良かった……
「一緒のクラスになりたいね♪」
笑顔を向ける中西に不覚にもまたドキッとする
だから俺は恥ずかしくてそらしてしまうんだよな
「あぁもー早くー」
自然と早足になってる中西を追いかける
学校につくと小川と秀はすでに来ていた
クラス発表はまだ
あと数分ってとこかな
「由美ー!一緒のクラスがいいよー」
「だねー!」
二人で騒いでるのを見ながらまだかと時間を見る
「よー順」
「あー…はよ」
「なんだよ機嫌ワリイ?」
寒そうにマフラーを巻いて顔半分隠れてる秀が
横に来て聞いてきた
「いや…別に」