俺の恋を君に【中編】
イスに座らせて
俺は教室をでた
小川に中西が教室にいるからってメールを打った
「じゃ帰ろっか」
廊下で待ってたあいつが俺の腕にまとわりつく
それを払って先に歩きだす
「ちょっと―」
俺は足を止めあいつを見る
「…俺は付き合うけどキスも手もつながねー」
そう言った
「いいよ別に
付き合ってくれるなら」
そう言ってまた腕を絡める
「触んな」
そい言ってまた払いのける
中西…………
守れなくてごめん
つらくさせてごめん
情けなくてごめん
かってに………
別れてごめん………