国の再建のために捨てられたもと皇太子妃ですが強く生きています
「ああ。わかった。と伝えてくれ」
問題ないということは保守派はつぶしたということだ。
あとは帰ってくるのを待つだけだ。
けれど、やはりまだ不安だ。
どこかに何かがいる気がして…。
いやでもかなりつぶしたはずだ。
あとは、あの元凶、メナードをつぶすだけなんだが…。
あの女は絶対に殺しておかなければならない。
マナワ族とも連絡は取りあっているが、なかなか居所を見つけられないのだと言っていた。
しぶとい女だと。
弟のランドルフの方は、サウザー帝国で侯爵の地位を得て帝都サウザードで放蕩な暮らしをしているらしい。
おそらく今の地位に満足しており、もうカルトナーを狙うつもりはないだろう。
だが、しぶといのはメナードだ。
あいつはどうやら俺を恨んでいるらしい。
母をこんな目に合わせた俺を許さないと言っているという。
サウザー帝国の自分の兄にも見放され、どこか僻地へ追い出され今はどこにいるのかさえわからない。
どうにかして息の根を止めなければならない。
だが、明日はまた観劇の予定だ。
ひとまずオリヴィアとの観劇を楽しもう。
問題ないということは保守派はつぶしたということだ。
あとは帰ってくるのを待つだけだ。
けれど、やはりまだ不安だ。
どこかに何かがいる気がして…。
いやでもかなりつぶしたはずだ。
あとは、あの元凶、メナードをつぶすだけなんだが…。
あの女は絶対に殺しておかなければならない。
マナワ族とも連絡は取りあっているが、なかなか居所を見つけられないのだと言っていた。
しぶとい女だと。
弟のランドルフの方は、サウザー帝国で侯爵の地位を得て帝都サウザードで放蕩な暮らしをしているらしい。
おそらく今の地位に満足しており、もうカルトナーを狙うつもりはないだろう。
だが、しぶといのはメナードだ。
あいつはどうやら俺を恨んでいるらしい。
母をこんな目に合わせた俺を許さないと言っているという。
サウザー帝国の自分の兄にも見放され、どこか僻地へ追い出され今はどこにいるのかさえわからない。
どうにかして息の根を止めなければならない。
だが、明日はまた観劇の予定だ。
ひとまずオリヴィアとの観劇を楽しもう。