国の再建のために捨てられたもと皇太子妃ですが強く生きています
「アイリーン。あんまり見るな」

その、熱烈なショッキングなキスを目の当たりにしてしまった才女を隣で庇う男性。

「ロゼレム。けど、わたし、本当に好きだったのよ。そんな簡単に…」

「大丈夫。キミには他にもっといい男がいるよ」

「え?」

「んー。たぶん近くにいると思うよ」

「ロゼレム?」

その2人がその後どうなったかは…神のみぞ知る。というところだろうか。
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