国の再建のために捨てられたもと皇太子妃ですが強く生きています
「陛下。少し落ち着いてください。ロゼレムは必ず見つけてくれますよ」
ライネル王国と比較的積極的交流をしている商団を運営しているロゼレム・リーバーにブラッドリーの行方を調べさせているのだ。
だが、なかなかうまくいかない。
何分6年も経過している。
もう遅いのかもしれない。
だが、絶対にあきらめない。
「わかった。引き続き調査を頼む」
なんとかわらをもつかむ気持ちでアドルフはロゼレムに託すと、仕事に没頭した。
新しい国ははじまったばかりだ。
仕事は山積みである。
保守派は必ず全てぶっ潰しておかなければならない。
少しでも残っているとまたそこから煙がたちはじめ、瞬く間に広がってしまう。
今はカーティスと一緒に毎日その処理に明け暮れている。
ここを離れるわけにはいかない。
ライネル王国と比較的積極的交流をしている商団を運営しているロゼレム・リーバーにブラッドリーの行方を調べさせているのだ。
だが、なかなかうまくいかない。
何分6年も経過している。
もう遅いのかもしれない。
だが、絶対にあきらめない。
「わかった。引き続き調査を頼む」
なんとかわらをもつかむ気持ちでアドルフはロゼレムに託すと、仕事に没頭した。
新しい国ははじまったばかりだ。
仕事は山積みである。
保守派は必ず全てぶっ潰しておかなければならない。
少しでも残っているとまたそこから煙がたちはじめ、瞬く間に広がってしまう。
今はカーティスと一緒に毎日その処理に明け暮れている。
ここを離れるわけにはいかない。