私だけの怪獣
「......ん...」



「!、起きたか。どこ行ってたんだ?心配したんだぞ」



「あ、紓木。ごめん、ちょっと色々あって、さ」



「......」



紓木は私が、いつも来ているパーカーを干していることや、まだ髪が湿っていることから察したらしい。




「今日は、もう倉庫に行くか」



「ん、分かった」



わたし達は学校を早退して倉庫に向かった。



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