私だけの怪獣
∑ピンポーン



いつも通りの時間に新は来た。


新は、私の幼馴染。




詩菜(しいな)は今日も長袖か。」



暑くないのか?と問われたので、うん、大丈夫。と答えた。



昨日もした会話。


だんだんと私の嫌いな夏という季節が迫っている。



嫌だなーと思いながらいつも通り新の話を聞いたり質問に答えたり、たまに私の話をする、を繰り返し教室に着いた。



新の教室は二つ先だ。



じゃあね、と一言交わし彼は行った。



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