私だけの怪獣
「んー、お前体温低いな......熱はないか」



体温低いのは私が普段あまりご飯を食べないせいかも......。



「大丈夫だよ、このくらい。ほら、紓木は学校行きな」



「んー、俺も休むわ」



「え?」



「てか俺元々学校行かなかった人だし今日は寂しがりやな詩菜チャンと一緒に居るわ」



「......」




別に私、寂しがり屋ではないし。てか寂しがり屋なのは紓木の方。



「ほら、早く部屋は入れ」



そう言って、紓木も私の家の中に入ってきた。




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