23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
「俺の婚約者として、暫くは俺の側に居てもらう。美弥が俺の事、本当に好きになれば、そのまま婚約者として、来年結婚。俺の事、好きになれなかったら婚約解消してバイバイ。どう?」
「私、なんかに……は、颯の婚約者が務まるとは思えなくて……」
「それって、俺のことは、嫌じゃないって事だよな?」
俺が、確かめるように聞くと、美弥は恥ずかしそうに頬を染めながら、小さく頷いた。
「じゃあ婚約決定な?」
美弥は、少しだけ考え込んでから、俺を見上げた。
「……えっと……その、私で、良かったら……」
頬を赤らめた美弥の返答に、俺は顔に出さないようにしながら、胸を撫で下ろす。
(びっくりした……マジで断られるかと思った……)
「そのかわり……」
美弥は、上目遣いで俺を見ながら、意外な交換条件を口にした。
「私、なんかに……は、颯の婚約者が務まるとは思えなくて……」
「それって、俺のことは、嫌じゃないって事だよな?」
俺が、確かめるように聞くと、美弥は恥ずかしそうに頬を染めながら、小さく頷いた。
「じゃあ婚約決定な?」
美弥は、少しだけ考え込んでから、俺を見上げた。
「……えっと……その、私で、良かったら……」
頬を赤らめた美弥の返答に、俺は顔に出さないようにしながら、胸を撫で下ろす。
(びっくりした……マジで断られるかと思った……)
「そのかわり……」
美弥は、上目遣いで俺を見ながら、意外な交換条件を口にした。