溺れるくらいの恋を…君に
エピローグ・溺愛
「おはよ、百合愛」
「ん……おはよう……!」

籍を入れて、一ヶ月経っていた。

「あ、起きなきゃ……朝ごはん…」
「えーー!
イチャイチャしよ?百合愛」

「ダメだよ。
今日水瀬くん、朝から大事な会議なんでしょ?
しっかり朝ごはん食べなきゃだよ?」

「でも、今日は俺が食事当番だぞ?」

「うーん…
でも私は仕事、パートになったから……
水瀬くんは、フルで働いてるでしょ?」
「でも、働いてることには変わりない」

「そうだけど………」

「な?だから、イチャイチャすんの!
はい、チューしようね~
…………んーー」
「ンン……」

水瀬の口唇が、口唇から頬や首に移動する。

「水瀬く…/////
キスだけにして……」
「んー、もう少しだけ……
今日の会議、頑張れるように補給中~」

「だめ…んぁ…みな…くん……」

「その声、ヤバい////
興奮する……
俺の方が、溺れそ……////」


結局ギリギリまで愛し合い、朝食はコンビニのおにぎりになるのだった━━━━━━━





「百合愛、行ってきます!
行ってらっしゃい!」

「フフ…
うん!水瀬くんも、行ってらっしゃい!
行ってきます!」

駅で手を振り別れる、水瀬と百合愛。



これからも二人は、お互い“溺れるような”恋を続けていくだろう。







“百合愛!これからももっと俺と、溺れるくらいの恋をしようなっ!”








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