好きって言ってもいいですか?
「あの、社長。私は」








「ちょっと2人だけで、話してもいい?叔父様」







今まで、一言も言葉を発しなかった彼女が







一言、社長に告げて俺の腕を掴んで立ち上がる。








「へ?」








いきなりの事に驚く俺。そして、社長と部長。








彼女は俺の腕を握りながら、談話室から逃げるように








素早く、エレベーターに乗る。







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