好きって言ってもいいですか？

先輩のいきなりの帰省に戸惑う、俺と翔





そして、翠。





でも、圭先輩はなんとも思ってないんだろうな・・





翠との甘～い時間も程ほどに





圭先輩と翔と３人で飲みに夜の町にくりだす。





「昌、最近どうだ？」





「あ、はい。順調すよっ。毎日、パソコンに




向かい合ってますよ（笑）」





「ちっげーよ！





彼女とかのことだよ。





誰がお前の仕事の話しろっつたんだよ（笑）





彼女いんだろ？」





先輩の何気ない言葉に俺の心臓がドキンと





音を立てた。





翠の顔が脳裏をかすめたが・・・




「いっいないっすよ。




今は、ちょっと・・・」





俺の煮え切らない言葉に不満そうな先輩。





そんな先輩をなだめるように翔が話題を変えていく。





「はぁ・・・」





俺のため息が薄暗い居酒屋の空気に混じっていった。