好きって言ってもいいですか?
学部が違う彼女と仲良くなったが、それまで女性というものに




興味はあっても、近づくことも無かった俺。




そんな俺が彼女と話してるだけで、高校時代の友達は




驚いていた。




彼女、高野ミドリは世間的に見て・・・




とっても可愛くて綺麗なモテる人種らしい。




そんな彼女が世間的には冴えない俺と仲良くしている




事が許せないのかよく陰口を言われることがあった。




俺自身もなぜ彼女が俺に話しかけてくるのかわからずにいた。




そんな疑問を抱きながら、彼女に聞けない日々が続いていた時、




彼女が食堂で友達と話している所に出くわした。




彼女の周りの友達もなぜ、俺と仲良くしているのか疑問と




いった事を言っていた。





そんな友達に彼女は特に気にも止めず一言発した。




「友達になるのに理由なんているの?




あたしは、昌くん好きだもん」




この言葉がどれほど嬉しかったか・・・




俺は顔を赤くしながら翔のところに急いだ。





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