好きって言ってもいいですか?
「おはようございま~す・・・」




ヒョコッと休憩室に顔を出す。




「あっ・・・」




そこには、なんともいえない顔をした




白石くんがいる。




「おはよう・・・」




少しの間の後、白石くんがいつも通りの笑顔で




挨拶してくれた。




ホッとしていると、白石くんが口を開く。




「翠ちゃん・・・この前の事なんだけど。



急に返事しろっていうのは無理だと思うし・・・



俺も・・・好きな気持ちは消せないから・・・



ゆっくり考えてもらえないかな?・・・」



「えっ・・・?」




あたしの頭は混乱中・・・




「あっあの!白石くん・・・あたしね・・




あたしね、昌さ」




ガチャっ




その時、いきなりドアが開く。


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