好きって言ってもいいですか?
「笑うな、昌」
翔兄がその後ろの人にムッとした
ように口を尖らせる。
あたしは翔兄の足の所から、ちょこんと
顔を出して後ろの人に視線を送る。
「初めまして、翠ちゃん」
その人は、あたしの目線の高さまで
体を低くして、顔と顔が向かい合う。
少し長めの髪の間から
黒縁メガネ。
その黒縁メガネの間から
綺麗な目の優しい笑顔に思わず
顔が真っ赤に染まっていくのが
わかった。
そう、もうこの笑顔であたしは
昌さんを大好きになってたのかも(笑)
翔兄がその後ろの人にムッとした
ように口を尖らせる。
あたしは翔兄の足の所から、ちょこんと
顔を出して後ろの人に視線を送る。
「初めまして、翠ちゃん」
その人は、あたしの目線の高さまで
体を低くして、顔と顔が向かい合う。
少し長めの髪の間から
黒縁メガネ。
その黒縁メガネの間から
綺麗な目の優しい笑顔に思わず
顔が真っ赤に染まっていくのが
わかった。
そう、もうこの笑顔であたしは
昌さんを大好きになってたのかも(笑)