好きって言ってもいいですか?
翠のシートを倒して翠の小さい唇に




唇を押し当てる。




「あっ昌さっ・・・んっ」




唇の間から翠が息を吸おうと




口を開ける。




そこにすかさず舌を入れる。




「あっ・・・・あきっ・・んんっ」




翠の可愛い声が俺の理性の




鍵をいとも簡単にはずす。




俺は無我夢中で翠の甘い綿菓子のような




匂いに酔いしれていく。




そんな俺の目にまた、翠の可愛い顔から




スーっと綺麗な涙が流れていくのが




見えた。



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