好きって言ってもいいですか?
「ん・・・どうかね?




前に話していたアノ話を本格的に




進めたいと思うんだが」




社長はにっこりと笑顔で俺に




俺の心に重たい十字架を突きたてた。





「社長!・・・・すいません。




僕には心に決めた女性がいます。




僕は、彼女としか将来は考えられません。




申し訳ございませんが高野・・・・さんとの




お話はお断りさせていただきます!」




「なっ・・・浅田くん、わかっているのかね?




この話を断るという事がどういう事なのか」




社長の声が重たく俺にのしかかってくる。
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