好きって言ってもいいですか?
「翠ちゃん・・・・」
白石くんの優しい手が
あたしの頭を撫でる。
「もう少し寝てていいよ。
バイト先にはちゃんと電話しといたし。
翠ちゃんのご両親にも連絡したから」
白石くんは、あたしにそう言うと
病室を後に背を向けた。
あたしの目からはそれでも涙が溢れてくる。
「昌さん・・・・」
大好きな人の名前だけが
狭い病室に響いた。
白石くんの優しい手が
あたしの頭を撫でる。
「もう少し寝てていいよ。
バイト先にはちゃんと電話しといたし。
翠ちゃんのご両親にも連絡したから」
白石くんは、あたしにそう言うと
病室を後に背を向けた。
あたしの目からはそれでも涙が溢れてくる。
「昌さん・・・・」
大好きな人の名前だけが
狭い病室に響いた。