Never Forget You
毎日、そーちゃんの帰りは9時を過ぎているので私と睦海は先に食事をする。
そしてお風呂に入り、睦海を寝かしつけた頃。
そーちゃんは帰ってくる。
…今日は。
なかなか睦海は寝ない。
「パパ、まだ?」
口を開けばそればっかり。
「まだ。どうして?」
そう聞くと睦海は笑って首を横に振る。
…まさか。
この子。
「パパに赤ちゃんの事、言っちゃダメよ」
「…言わないよ」
一瞬、表情が強張った気がしたのは気のせい?
…とにかく、睦海を早く寝かさないと。
「むっちゃん、もう寝よう?
パパとは明日の朝、お話しようね。
明日、パパお休みだから」
ようやく納得した睦海は布団に入った。
私も横になる。
やがて、睦海の静かな寝息が聞こえ始めて安心した。
そしてお風呂に入り、睦海を寝かしつけた頃。
そーちゃんは帰ってくる。
…今日は。
なかなか睦海は寝ない。
「パパ、まだ?」
口を開けばそればっかり。
「まだ。どうして?」
そう聞くと睦海は笑って首を横に振る。
…まさか。
この子。
「パパに赤ちゃんの事、言っちゃダメよ」
「…言わないよ」
一瞬、表情が強張った気がしたのは気のせい?
…とにかく、睦海を早く寝かさないと。
「むっちゃん、もう寝よう?
パパとは明日の朝、お話しようね。
明日、パパお休みだから」
ようやく納得した睦海は布団に入った。
私も横になる。
やがて、睦海の静かな寝息が聞こえ始めて安心した。