冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。
連絡なんて来るはずもないのに期待してしまう私。素直に私から連絡を取ればいいのにそれができない。
好きだから、いろいろ考えてしまう。
「今そんな気分じゃないんだけどなぁ……」
瑠璃からのメッセージを見て、どうしようか悩む。伊織との問題を相談してもいいけど迷惑だろうな。
瑠璃には今までなんでも相談してたけどこればっかりはどうしようもないからな……。それに、補習後のテスト勉強もしないといけないし。
「今日はやめとこ」
うん、そうしよう。
話をするだけでも気分が軽くなるのはわかるけど瑠璃にこの気持ちを一緒に背負わせるのはさすがにダメだと思った。
これは私の問題。
私が、変わらないといけない問題なのだ。
『ありがとう!でも今日はやめとくね。テスト勉強もしなくちゃいけないから。補習が終わったら遊ぼうね』
そう打って数分後。
返信がきた。