冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。

素直になれない私と行動がよめない伊織。


これから一体どうなる事やら。私の想いは伊織に届くのかな………。



「空音ー?帰ってきてるのー?」



ぼーっとしているとお母さんの呼ぶ声が聞こえた。はっとして顔をあげる。



「うん!ただいま!」



ダメダメ、気持ち切り替えなきゃ!


これからのことなんて分からないんだからとりあえず今の現状を維持しなきゃ。私と伊織は〝幼なじみ〟だから関われるんだから。


もう少し、今の関係に甘えたい。


私はそこまで考えて自分の部屋に入っていった。


ちらっと窓の外を眺める。家が隣同士なので伊織が今何をしているのかたまに見える。


あ、伊織も今部屋に入ったのかな。


なんて思いながら、この片想いが叶いますように。と願わずにはいられなかった………。
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