2番ではダメですか?~腹黒御曹司は恋も仕事もトップじゃなきゃ満足しない~
「今日は何パターンか、ヘアメイクもあわせて明日美さんに伝授するわ。
全部基本とちょっとした応用だし、覚えたらどんどん自分でもアレンジできるから大丈夫よ」
「よろしくお願いします!」
今までずっと内面ばかり磨いてきたが、今日はとうとう外面なんだ。
ちょっと、わくわくするな。
プロにメイクしてもらっても変わらない……なんてことないと祈っておこう。
「最初は、会社用ねー」
してきたメイクを落として肌を整えたあと、杏華さんが私の顔に化粧品をのせていく。
「下地を塗ったあとにこれ、クッションファンデを塗っていくの」
「えっ、コンシーラーじゃないんですか?」
ずっとコンシーラーはファンデーションの前だと思っていた。
そこから間違っていたなんて。
「明日美さんが使っているファンデーションは?」
「……BBクリームです」
プロを前に手抜きを告白しているようで、つい声が小さくなる。
「別にBBクリームだって悪くないわ。
私だって今日みたいにご近所ぐらいにしか行かないときはBBクリームで済ませるし」
ほら、と杏華さんが肌を見せてくるが、私には違いがわからない。
「でも、ここぞってときは絶対、ファンデーションを使ったほうが綺麗になるわ」
「わかりました」
携帯片手に杏華さんに言われたことをメモっていく。
そのまま杏華さんのレクチャーは続いていき。
全部基本とちょっとした応用だし、覚えたらどんどん自分でもアレンジできるから大丈夫よ」
「よろしくお願いします!」
今までずっと内面ばかり磨いてきたが、今日はとうとう外面なんだ。
ちょっと、わくわくするな。
プロにメイクしてもらっても変わらない……なんてことないと祈っておこう。
「最初は、会社用ねー」
してきたメイクを落として肌を整えたあと、杏華さんが私の顔に化粧品をのせていく。
「下地を塗ったあとにこれ、クッションファンデを塗っていくの」
「えっ、コンシーラーじゃないんですか?」
ずっとコンシーラーはファンデーションの前だと思っていた。
そこから間違っていたなんて。
「明日美さんが使っているファンデーションは?」
「……BBクリームです」
プロを前に手抜きを告白しているようで、つい声が小さくなる。
「別にBBクリームだって悪くないわ。
私だって今日みたいにご近所ぐらいにしか行かないときはBBクリームで済ませるし」
ほら、と杏華さんが肌を見せてくるが、私には違いがわからない。
「でも、ここぞってときは絶対、ファンデーションを使ったほうが綺麗になるわ」
「わかりました」
携帯片手に杏華さんに言われたことをメモっていく。
そのまま杏華さんのレクチャーは続いていき。