2番ではダメですか?~腹黒御曹司は恋も仕事もトップじゃなきゃ満足しない~
第三章 同じ時間を過ごしたふたり
いきなりの日帰り旅行のあと、コンペの書類を仕上げて提出した。
「どんな商品を提案したんだ?」
夕食を食べながら部長が聞いてくる。
今日も、家政婦さんが作り置きしてくれているお惣菜と、部長が作った一品で夕食だ。
「秘密です」
なーんて笑って言ったところで、すぐにバレるんだろうけれど。
それからも次々に襲いかかってくる検定試験に向けて、ひたすら勉強していた。
これがいったいなんになるの?
などと思っていたが、最近少し仕事の理解が早くなった気がする。
「どんな商品を提案したんだ?」
夕食を食べながら部長が聞いてくる。
今日も、家政婦さんが作り置きしてくれているお惣菜と、部長が作った一品で夕食だ。
「秘密です」
なーんて笑って言ったところで、すぐにバレるんだろうけれど。
それからも次々に襲いかかってくる検定試験に向けて、ひたすら勉強していた。
これがいったいなんになるの?
などと思っていたが、最近少し仕事の理解が早くなった気がする。