甘い災厄


「いやお嫁さんにはならないって……」

夏々都は複雑そうに笑って、まつりの頭をわしゃわしゃと撫でる。
なんだか気にくわないので腕をはねのけていると、夏々都はそのままシンクで顔を洗い出す。

まつりは朝食の準備を続けることにした。


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