出逢うべくして。You’re the one for me...
ご飯を食べ終わって
俺が明日の仕事の確認をしている間
凛花さんは洗い物をしたり
溜まった洗濯物を畳んでくれたりしている。
「...幸せだなぁ。」
「え?何が〜?」
「いや、なんか結婚したみたいじゃん?笑」
「ちょっ...やめて!何か恥ずかしいよ///」
「こんなに会えないの俺耐えられないから
もういっそ、一緒にすまない?」
「...ん、そうしたい気持ちは
すっごいあるんだけど
お互いに生活が不規則だし...」
「何よりスキャンダルになって
伊吹くんの仕事に迷惑かけられないから
今は考えられない。」
そう返されて、
断られたことのショックも
大きかったけれど
凛花さんが俺の仕事に対して
真剣に考えてくれているのも
すごく伝わってきたから
残念だけれど納得した。