小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
もぉー!!

龍はすぐに名前を書き出した。


そして、バスの座席は決まった。

あずほちゃんは何か企んでることは知らなかった。


ーー次の日

トイレの個室にいると…


「本当にうざい!!春野さん!もぉー!邪魔するなって感じ!」


「あははっ、ブラック出てるよあずほ」


入学式の日あずほちゃんと一緒にいた子とあずほちゃんの会話だった。

「もう、いっそのこと行かないようにしよーかな…」

「あははっ!!やばいって!」




はぁー

あずほちゃんから嫌われてるとは思ったけど…ここまでとは…


泣けてくる…

私がポケットからハンカチを取り出して目から出る涙を拭こうとしたところ…


「はぁー。そんなこと言って楽しい?」

この声…


「んー?なんことぉー?」

と、あずほちゃんはすぐに誤魔化していった。

「李由別に悪いことしてなくない?龍を落とせないからって僻みはよくないよ。」


うっ…


澪…
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