小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について

と、叫びたくなった。

ふぅー


家はすぐについた。

なんとなくの予想だけど…今日はうちの家におばさんがいると思う！


「龍、今日はうちの家だよ」

「ん。俺もそんな気がする。」


龍もそう思っていたみたい。


私はカバンから鍵を取り出してガチャっとドアを開けた。

「あっ！李由ちゃん。おかえりー」

と、ママの声が聞こえた。

よしっ、

ママの声が聞こえたらもう勝ち組だ！
（特に誰かと戦ってるわけではありません）

その後には…


「李由ちゃんおかえりなさーい」


よーし！

おばさんの声も聞こえた。

私と龍は玄関で思わずハイタッチをした。

本当にくだらないことだけど、これが続いて欲しかった。

だから、こそ"告白"と言う言葉は私から程遠い言葉だった。