小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
他の人が私とママのメールを見たら、メールはママが一方的に私に送ってるように見える。
「どうした。ほら」
と、言って私に氷の入った麦茶をくれた。
クーラーが効いてるとはいえ冷たい麦茶はありがたい。
「…ありがとう」
私はゴクッと一口飲んだ。
「何かあったんだろ」
「今日、パパが早く帰ってくるの…」
「…っ!」
柚希は悲しい顔をした。
その理由は一つ。
ーー訳10年前
私が5歳になってすぐ。
夜中。
トイレに行きたくて起きた。
私の家は金持ちでも何度もない。
だけど何故か自分の部屋は1歳の頃からある。
この日のことは今でもすごい覚えてる。
本当のパパの顔は覚えてないのに。
パパとママの寝室は同じ。
自分のママとパパは仲良いと思ってた。
「どうした。ほら」
と、言って私に氷の入った麦茶をくれた。
クーラーが効いてるとはいえ冷たい麦茶はありがたい。
「…ありがとう」
私はゴクッと一口飲んだ。
「何かあったんだろ」
「今日、パパが早く帰ってくるの…」
「…っ!」
柚希は悲しい顔をした。
その理由は一つ。
ーー訳10年前
私が5歳になってすぐ。
夜中。
トイレに行きたくて起きた。
私の家は金持ちでも何度もない。
だけど何故か自分の部屋は1歳の頃からある。
この日のことは今でもすごい覚えてる。
本当のパパの顔は覚えてないのに。
パパとママの寝室は同じ。
自分のママとパパは仲良いと思ってた。