小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
そう大きい声で話しかけてきたのは龍。

「はぁー。先に行くなって、いなくなっててびっくりした」

心配してくれたんだ…

私はそれが嬉しくて仕方がなかった。


私はニコッて笑って「ごめん、先行ってた!」

なんて、いった。



バスが、出発して1時間ちょっとで、後少しで休憩。


「李由ちゃん!冬夜くん!これっ、作ってきたんだー」

と、あずほちゃんが龍と私の座ってる椅子の間から顔を出して見せてくるのはカップケーキ。


すごっ


「良かったら食べて!」

「食べたい!」

甘いもの大好きな私はすぐに食いついた。

「…俺はいい」

と、言う龍を無視してあずほちゃんは龍の手にカップケーキを渡した。

そして、私にもカップケーキをくれた。


いただきまーす!

パクッとカップケーキを口に入れた。





うっ、
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