小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
何これ…

……美味しくない

やばっ、吐きそう…


龍は…

と、龍の方を見ると龍は普通に美味しそうに食べている。

えっ、

これだけ…


…て言うか今すぐトイレに行って吐きたい……


「李由!大丈夫か?」

私の方を心配する龍。

今、私がここで気持ち悪いと言ったらあずほちゃんのせいになっちゃう

「ううん、なんでもない。」

そう笑って誤魔化した。


だんだん落ち着いてきた。

残りのカップケーキは龍とあずほちゃんにバレないように駅での休憩の時に捨てた。

ふぅー

今はトイレから帰ってきて今からバスに戻るところ。

「李由。大丈夫か?これっ」

と、言って私にくれたのは普通の水。


「えっ、」

「李由。バスの時気持ち悪くしてそうだったから」

き、気づいてくれてたの…?

うれしい…


「あっ、ありがとう!」


「っ…!」

ん?
< 126 / 171 >

この作品をシェア

pagetop