小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について

「いなかったから心配したのよ」

先生は優しかった。


「気持ち悪くて…なかなかトイレから出れなくて…ごめんなさい」

私は頭を下げた。


「いいのよ、気持ち悪かったのね、先生も気づかなくてごめんなさい。」

すると、先生はスマホを出した。

そして、電話をかけた。


きっと、私がきたことを他の先生に報告してるんだろう。


「李由！！」

えっ、

そこには走ったのとこの暑さで汗がすごい龍が走ってきた。

「良かった…」

と、ギュッと抱きつかれた。

夏だから本当は暑くて、仕方がないはずなのに…


とても、安心して、離れたくないと思った。


「…お取り込み中ごめんねー。春野さん、冬夜くん。バス戻ろっか。」


へっ？！！


あー。

先生に見られたー…

はずっ