小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
◆嘘の家族 sied瑠樹
はぁー
俺はなにやってんだ…
『冬夜に恋してる李由ちゃんが好きなんだと思う…』とか、恥ずかしすぎるし…なんで、あんなこと言ったんだ…
自分で後悔をする。
俺はベンチの背もたれに寄りかかった。
すると、
「優しいお姉ちゃんが励ましてあげよーか?」
と、近くの柱からヒョコッと顔を出した澪。
待って…
これ…
「最初から最後まで聞いてたよっ」
最後に音符マークがつきそうなくらいにそう言った。
はぁー
まじで、恥ずかしい…
「あんたさー、ほんとバカだね」
と、俺が座ってる隣にドカッと座った。
「まって、まじで恥ずいから、無かったことに…」
「無理だね、はぁー、途中笑っちゃいそうだったよ〜」
ほんと、呑気だな…
でも、澪が久々に"自然体"で笑ってるのを見た気がする。
家では作り笑いな気がしてたから。
まぁ、柚希の前ではいつも自然体なんだろうな…
俺はなにやってんだ…
『冬夜に恋してる李由ちゃんが好きなんだと思う…』とか、恥ずかしすぎるし…なんで、あんなこと言ったんだ…
自分で後悔をする。
俺はベンチの背もたれに寄りかかった。
すると、
「優しいお姉ちゃんが励ましてあげよーか?」
と、近くの柱からヒョコッと顔を出した澪。
待って…
これ…
「最初から最後まで聞いてたよっ」
最後に音符マークがつきそうなくらいにそう言った。
はぁー
まじで、恥ずかしい…
「あんたさー、ほんとバカだね」
と、俺が座ってる隣にドカッと座った。
「まって、まじで恥ずいから、無かったことに…」
「無理だね、はぁー、途中笑っちゃいそうだったよ〜」
ほんと、呑気だな…
でも、澪が久々に"自然体"で笑ってるのを見た気がする。
家では作り笑いな気がしてたから。
まぁ、柚希の前ではいつも自然体なんだろうな…