小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
「早く教室行こっ!」

そう言って私は龍の手を引っ張った。

「おう。て、引っ張んなって」



私と龍は、教室の前に来た。

行く途中も誰かに見られてはなにかを言われた。

そんなに私たちが気になるかな?



ガラッ

と、私は教室のドアを開けた。

「開けるのに緊張しすぎだって」

「だってー」

と言いながら歩いていると龍が私の頭に手をおいて撫でた。


なぜか周りの生徒たちがヒソヒソとなにか言ってる。


席は出席番号順になってるため私の前は龍になる。

龍は、中学校の時からの友達がいたらしくそっちに行ってしまった。


後ろの人女の子だといいなー

と、思っていたけど…

「よろしくね」

そう言って後ろの子が話しかけてきた。

「う、うん!よろしくね!」

まぁ、女子でわなく。男の子だった。


「入学からとても目立ってるね」

「そうなんだよね…なんでたろ?」


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