小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について

と、とてもかわいい声で呼ばれた。

「はい！？」

と答えるとそこには私より背が低くて、その子の後ろにはたくさんの女の子がいる。

えっーと…

この子の名前は確か…


あ！


栗山　あずほ【くりやま　あずほ】ちゃんだ。

私になんのようだろう…？

「春野さんってさ、冬夜くんと仲いいよね？！」

「あ、うん。」

「私…中学校のときからずっと同じクラスで、ずっと好きなの…///」

「へ、へー」

や、やばい。

とてもかわいい子とライバルになっちゃった？！

なんか…龍のことを好きな人を見ると胸がいたいよ…

すると、後ろにいた子が言った。

「あずほは、なんであんな怖い人が好きなの？」


「それがいいんじゃん！」

と、あずほちゃんが、ほっぺを膨らませた。

か、かわいい…

「はいはい。ごめんね～。」と、あずほちゃんの友達があずほちゃんの頭を撫でた。