小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
「…」

龍は無視をして、歩きだした。


私はその後ろをただ着いていくだけ。


「龍。よかったの?」

あずほちゃんたちからある程度の距離が空いたとき私は龍に聞いた。


「いい。てかめんどくさい」

と、言いながら大きなため息をついた。


「早く行こーぜ」


そう言って笑う顔は、世界一だよ…。


その笑顔は私だけに見せてね…?


なんて、考えちゃっていた。

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