小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
私はそう思い水筒のお茶を一口飲んで集合会場に向かった。


「次は!女子借り物競争です!」


よし!

頑張るぞ


龍とはさっきすれ違ったけど特に何も話さず…


「よーい」

ドン!

と、ピストルの音が校庭中に響き渡った。


私はピストルの音と共に走り出した。


お題は…


【一番長く一緒にいる人】






龍しかいない!

(まぁ、何年か一緒にいないときあったけど…)

家族は来てるけど…

家族つれて走るのはなんか嫌だ!


私は6組のいる方向に走りだした。

龍はこっちを見てるけど周りはあずほちゃんとその友達達がいる…


話しかけるの怖いな…

あずほちゃんは、あの入学式以来話しかけてこなくなった。


そう思うと私友達少ないな…

すると


「李由。がんばれー!」


なんて、龍が言った。


私が突っ立ってるのをみと声かけてくれたのかな…?
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