小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
言うなら今だ…


もう、私とは関わらないでって…


龍は優しいから…きっと龍から言ってこない。


「龍……もう、私とは…関わらないで!バイバイ!」

そう言ってさっき行った道を走って、柚斗くんのところまで走った。


「おい!どうしたんだよ!」


なんて、龍が言ってることは無視した。


だけど、一瞬だけ…龍の方を見ると龍は何故かすごい悲しそうな顔をしていた。

…なんで、龍そんな顔するの…?

ただがむしゃらに走った。


これでよかったんだよ…

だけど、胸の奥のモヤモヤが広がってくだけだった。


「…えっ、李由ちゃん!」

あの草むらまで走るとそこにはまだ、柚斗くんがいた。


「うぅーうー。ヒック柚斗くん…私…「いいよ。無理して喋らなくても、」


そして、本日2回目のハグをされた。
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