有希とサトちゃん
「おい、莉奈!」
「!!!」
お店の前の通りで、アタシの名前を呼び止めたのは、『光司』だった。
光司は、アタシにしつこく付きまとい、店長がこのお店を『出禁』にした言うなれば『ストーカー』。
アタシが今日で最後だって、どこかで聞き付けてきたのカモ。
「お前、最後までオレに何にも言わずこっそり辞めるつもりだったのかよっ!」
光司、スゴイ怒ってる。
………怖いんだけど…….
アタシ、怖くなって光司から目をそらして、その時無意識にサトちゃんの方に目が行っちゃったの。
「おい、どこ見てんだ莉奈!お前シカトしてんじゃねぇぞっ!」
もう光司、本気で怒ってアタシの方に向かって何かを持って走って来て……
「莉奈ちゃん、危ない!」
その時、サトちゃんがアタシを庇って光司とアタシの間に走り込んできて………
でも、光司が持ってるのってもしかして
ナイフ?………
.
「!!!」
お店の前の通りで、アタシの名前を呼び止めたのは、『光司』だった。
光司は、アタシにしつこく付きまとい、店長がこのお店を『出禁』にした言うなれば『ストーカー』。
アタシが今日で最後だって、どこかで聞き付けてきたのカモ。
「お前、最後までオレに何にも言わずこっそり辞めるつもりだったのかよっ!」
光司、スゴイ怒ってる。
………怖いんだけど…….
アタシ、怖くなって光司から目をそらして、その時無意識にサトちゃんの方に目が行っちゃったの。
「おい、どこ見てんだ莉奈!お前シカトしてんじゃねぇぞっ!」
もう光司、本気で怒ってアタシの方に向かって何かを持って走って来て……
「莉奈ちゃん、危ない!」
その時、サトちゃんがアタシを庇って光司とアタシの間に走り込んできて………
でも、光司が持ってるのってもしかして
ナイフ?………
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