狂おしいくらいの激情を…貴女に
絋琉は、青蘭の口唇をなぞった。

「キス、していいですか?」
「え……ちょっと、待って…」

「え?抱いてって、あんな可愛い告白したのはお嬢様ですよ?」

「違うの…
私、汗かいてるし、さっきまで吐いてたし、それにこんな明るい内から………」

「問題ありません」

「せ、せめて…シャワー浴びたい」

「うーん……
もう……抑えられません━━━━━」
「ンンン……」

絋琉は青蘭の口唇を奪うように重ねた。

「ん…ヤバ……気持ち良すぎ……」
「充━━━━━」
「もっと、キスさせてください……」

また口唇が重なり、次第に深くなっていく。

「みつ…し……んぁ…ぁ…ん…」
「はぁ…可愛い……」

そして絋琉の口唇が、身体に落ちてくる。
「お嬢様の身体…綺麗……//////
興奮する…////」

「や…みつ、しろ……恥ずかし…////
それに…くすぐった……」
「フフ…大丈夫ですよ…怖くない…俺達は愛し合うんだから……!」

「みつ、しろ…お願……」
「大丈夫…俺がいます……怖くないですよ…」

少しずつ身体をほぐすように、愛撫していく。


そして、絋琉がズボンのベルトを外しだす。

途端に青蘭の身体が強張った。
「あ…お嬢様?怖い?」

ゆっくり頷く、青蘭。
「じゃあ…ギュってしましょう」
優しく起こして抱き締めた。
そして背中をゆっくりさすりながら、安心させるように言った。

「大丈夫…大丈夫…怖くない…
お嬢様、俺を見て?」
向き直り、青蘭の顔を覗く。

絋琉は、とても優しく微笑んでいた。

(いつもの優しい充城だ………)
そう思うと、青蘭の身体がほぐれていく。

再度優しく寝かせた絋琉は、青蘭に優しくキスをする。
「お嬢様、大丈夫だから…
俺の目を見ててくださいね」

ゆっくり繋がる。
「んんっ…」
「……………ん…ほら…はいった…」

「充城…」
「怖くないでしょ?」
頭をゆっくり撫でる。

「キス…した…い…」
「もちろん、いいですよ━━━━━━」
「んん…はぁ……」

「お嬢様…」
「ん…」

「愛してます…貴女を……」

「充城…」



「これから、たくさんの激愛を貴女に捧げますから。
覚悟しててくださいね………!」





絶対に、

貴女を、



放しませんから━━━━━━━
< 22 / 28 >

この作品をシェア

pagetop