大事な大切な人
そんな生活も藍華が小学生になり
一年、二年過ぎた時
酔って帰ってきた裕典が
私の布団に入ってきて
嫌で堪らなくて
泣いて泣いて拒否したら
「いつになったらいいんだよ!!!」
大きな声で
びっくりした藍華が泣き出し
藍華にも
「うるさい!!」
と、怒鳴るから
ひがついたように藍華が泣き出し
裕典は、部屋を出ていった。
私は、藍華を抱き締めて
「ごめんね、ごめんね。」と謝っていた。
翌日、裕典を怖がる藍華に
裕典は、謝っていたが·····
私には······話もしなった。
私もいつまでも·····と、思うが····
あの時の彼女の顔や言葉が
いつまでも私の中にあった。
他の誰かを抱いて
自分をと思うとたまらなくなる。
あの時····やはり·····
別れていた方がよかったのでは?
と、何度も思った。
それからも裕典と喧嘩になる事が
度々あった。
嫌がる私を抑え込み
無理矢理抱こうとしたが
私が嘔吐してしまい·····
裕典は、びっくりした後
嫌悪の顔と怒りの顔をして
部屋を出て行った。