大事な大切な人
私は、だんだんと裕典に対して恐怖を
抱くようになり裕典を割けた。
藍華が中学に上がる時には
裕典は、また、浮気を始めた。
直ぐに気づいて
「離婚して下さい。」
「前回、約束しましたよね。」
と、何度も伝えるが、
前回、里美の両親から
かなり叱られたからか
裕典は、
「離婚はしない。」
と、言い捨てる
「お前がっ、
お前が抱かせないから
いけないんだ!!
お前のせいなんだから!!!」
と、怒鳴りつける。
何度もその事について話すが、
裕典は怒り
「両親には、絶対言うなよ。」
( 藍華と引き離すぞ )
と、小さな声で脅す始末。
何度も、何度も裕典に伝えたが
まったくきいてくれない。
もう、諦めて
看護師の仕事を見つけて働く事にした。
自立をしたい。
一日も早く····
むろん、藍華には
働く事は話して賛成してもらった。