冷たく温かい私の好きな生徒会長
 それから私は、会長の手伝いをするようになった
 とある昼休み

 「香織は、最近、会長とどう?」
  
 「ん?何もないよ。凛ちゃんは?」
 
 「何もないの?つまんなーい…私も何もないんだよねー」
 
 「サッカー部忙しいの?」

 凛ちゃんは、サッカー部のマネージャーになっていた。金井先輩がよく来るからという理由で…

 「忙しいよ…今日も放課後練習試合あるらしい」

 凛ちゃんは笑いながら言った。

 「おーい、凛!」

 「うるさい、かける…何?」

 「ん、今日の練習試合の内容?部長から…」

 「あんがと…」

 なんか、前より仲良くなってる…

 「…」

 「香織?どうした?」

 「何でも…かけるも忙しそうだね」

 「何?嫉妬ー?」

 「違うよ」

 「…香織?今日の放課後、試合見に来る?」

 かけるは照れながら問いかける
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