冷たく温かい私の好きな生徒会長
 朝になってしまった…かけるに会うの気まずいな

 「はぁ…」

 「でっかい溜息」

 「あっ、小野先輩…おはようございます」

 「おはよう…」

 楓は香織をじっと見ている

 「…えっと、なんですか?」
 
 「いや、寝不足か?」

 「ちょっと、眠れなくって…」

 「ふーん…昨日、恵さんと会った?」

 「会いましたよ…彼氏さんも…」

 私は、はっとして口を閉じた…先輩、昨日、会ったのかな?

 「なんで、お前がそんな悲しい顔するなよ…」

 「してないです」

 笑顔で、私の頭を撫でる
< 27 / 33 >

この作品をシェア

pagetop